>海外河川分野の最新動向

前へ
次へ
       

IFNet(イフネット)について

        

イフネットの正式名はInternational Flood Network (IFNet)といい、2003年3月に京都で開催された第3回世界水フォーラムで世界の水害被害軽減を目的に設立されました。IFNetウェブサイトで世界の水害情報を発信しています。

       

GFASの運用終了について(お知らせ)

        

GFAS(グローバル・フラッド・アラート・システム)は、衛星観測による降雨データを活用し、全球を約10㎢に区切ったメッシュごとに降雨確率を5段階で評価し、地図上に色分けして表示することで、水文観測体制が不十分な途上国においても、洪水に関する警戒情報を早期かつ分かりやすく提供することを目指して整備されたシステムです。
2003年に運用を開始し、2006年にウェブサイトを公開、2015年にはシステムを大幅に改良した「GFASⅡ」に移行、さらに2020年にはその改良版である「GFASⅡver2.2」をリリースするなど、20年以上にわたり改良と運用を継続してまいりました。
しかしながら、早期警報システムとして実用に耐えうる精度の確保には至らず、現時点においてもその見通しは立っておりません。一方でこの間、衛星や気象レーダーによる降雨観測技術は飛躍的に向上しており、これらと流出解析モデルを組み合わせた早期警報システムが実用化され、その導入も一定程度進んできております。
こうした状況を踏まえ、GFASの運用は2025年7月をもって終了いたしました。
これまで長年にわたりご利用・ご支援いただきました皆さまに、心より御礼申し上げますとともに、運用終了につきまして何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

GFASIIについて

GFASII(Global Flood Alert System II)は、国際建設技術協会が一般に公開している降雨災害リスクマップです。 JAXAの衛星全球降水マップ(GSMaP)の降雨データを確率規模で色分けし、Googleマップ上に危険度を表示しています。 GFASの運用は2006年4月より始まり、GFASIIは2017年6月に運用を開始しました。さらに、2020年6月に公開した改良版のVersion2.2では、 ヨーロッパ・アフリカ域とアメリカ域におけるGSMaPの領域拡張に伴い、データ表示範囲を一部拡大するとともに、過去1年以内の降水量とその確率雨量の ランク区分をさかのぼって表示することを可能としました。

GFASIIにはPC版とスマホ版があります。左のバナーをクリックしてご利用ください。

        

お問い合せは下記までどうぞ

        

一般社団法人国際建設技術協会内イフネット事務局
住所: 〒112-0014
東京都文京区関口1-23-6 プラザ江戸川橋3F
電話番号:03-5227-4102
E-mail:info@international floodnetwork.org         

リンク

ページのトップへ戻る